草稿・変哲なき備忘録

じぶんのあたまでかんがえてみよう

リクモ感想1

 

破天荒な祖父が起こす事件に振り回される孫(家族)、というのが大筋のストーリー。

 

倫理観が崩壊してるキャラクター達が、スプラッタ行為や差別的な言動をやりたい放題する様を楽しむ作品。ただ暴言を吐くだけではなく、言い回しがオシャレだったり、稀に垣間見える不器用な愛が見えたりする所が見てて気分が悪くならないポイント。

 

倫理観の崩壊の方向性はキャラクターによって違うんだけど、共通してるのは他人を犠牲にする事を厭わないってとこかな?いや人間みんなそうだろって思うけど、そのラインが低過ぎてすぐ他星人をヤるから困る。

リック以外は最初は正当防衛で戸惑うけど、すぐに順応して調子に乗るまでが1セット。

 

リックはとにかく頭が回るし身体能力は高いし、能力の低い人を馬鹿にする傲慢な人なんだけど、一人でどうにでもなるだろう冒険に孫達を連れ回す寂しがりな一面もあるというのが奥ゆかしい()

まだシーズン1なんだけど、本人はそれに気づいてるのか、無意識なのかでまた解釈が変わってきますね⋯。

 

モーティは流されやすいのに、キレたら手のつけられない割と怖い人。基本的には臆病で、爺ちゃんのことは迷惑がりながらも憧れている様子。

いやーいるよね、リックみたいな人⋯。能力が高くて多数派の価値観と少しずれてる人は、傷つけられる時も多いけど、その人に好かれたい気持ちが勝つみたいな。愛憎ですよ、わかるわかる。

 

なんでリックが冒険に行くのか?ってのが分からないんだけど、それはこれからなんだろうなー。

とりあえずシーズン1履修しよう。