書くことをおもいつけ【PART3】
前回に引き続き、下記を教本として文章練習。ひたすらひたすら…。
Amazon.co.jp: 書くことが思いつかない人のための文章教室 (幻冬舎新書) eBook : 近藤勝重: 本
PART6
「子どもの頃、母は病弱だった。」「子どものころ、家は貧乏だった。」
のあとに続く描写をそれぞれ書いてみましょう。
【立出's 回答】
「子どもの頃、母は病弱だった。」
弁当持った?と母が僕に訊く。
薬飲んだ?と僕が母に訊く。
これが僕たちの日課だった。
「子どものころ、家は貧乏だった。」
10枚入り800円のゴミ袋が買えず、指定された袋に入れなかったので、何度も大家さんに怒られていた。ゴミ袋10枚で、僕たち家族の3日分の食費だ。
説明と描写の違いを理解する事。
読み手が共感するのは、情景が描写された時。詳細な描写の為には観察眼が必要であり、観察は常に細部が重要になってくる。
描写と説明の違い、というのは漫画でよく出てきますね。言葉で説明せず、描写で分からせろ!というやつ。
文章での描写に関して、基本的には全体→部分→細部と段階を踏みますが、一番重要なのは細部の描写のようです。例えば、「青い魚が泳いでいる」よりも、「その魚の尾びれは固く、水を切り裂くように泳いでいた」の方が、動きのイメージがつきやすい。
細かい描写をするほど、読み手の解像度も上がっていく。描写をより具体的にするために、普段から観察を意識する事。
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本日はここまで。
なんだか内容が小説家向けめいていきましたが、日記に応用していけるんでしょうか?
コツコツやっていきましょう。