草稿・変哲なき備忘録

じぶんのあたまでかんがえてみよう

リクモ感想1

 

破天荒な祖父が起こす事件に振り回される孫(家族)、というのが大筋のストーリー。

 

倫理観が崩壊してるキャラクター達が、スプラッタ行為や差別的な言動をやりたい放題する様を楽しむ作品。ただ暴言を吐くだけではなく、言い回しがオシャレだったり、稀に垣間見える不器用な愛が見えたりする所が見てて気分が悪くならないポイント。

 

倫理観の崩壊の方向性はキャラクターによって違うんだけど、共通してるのは他人を犠牲にする事を厭わないってとこかな?いや人間みんなそうだろって思うけど、そのラインが低過ぎてすぐ他星人をヤるから困る。

リック以外は最初は正当防衛で戸惑うけど、すぐに順応して調子に乗るまでが1セット。

 

リックはとにかく頭が回るし身体能力は高いし、能力の低い人を馬鹿にする傲慢な人なんだけど、一人でどうにでもなるだろう冒険に孫達を連れ回す寂しがりな一面もあるというのが奥ゆかしい()

まだシーズン1なんだけど、本人はそれに気づいてるのか、無意識なのかでまた解釈が変わってきますね⋯。

 

モーティは流されやすいのに、キレたら手のつけられない割と怖い人。基本的には臆病で、爺ちゃんのことは迷惑がりながらも憧れている様子。

いやーいるよね、リックみたいな人⋯。能力が高くて多数派の価値観と少しずれてる人は、傷つけられる時も多いけど、その人に好かれたい気持ちが勝つみたいな。愛憎ですよ、わかるわかる。

 

なんでリックが冒険に行くのか?ってのが分からないんだけど、それはこれからなんだろうなー。

とりあえずシーズン1履修しよう。

視野狭窄モーメント

 

なにかと短所に落ち込みやすい性格です。

 

この前友達とFPSでタイマン勝負(本来はチームで戦う)をして、ボロクソに負けました。

 

自分は得意な武器、相手は普段使わない武器でのタイマンだったのに⋯最近上手くなってきたと思ってたのに⋯と修練の日々が走馬灯のように見えていたその瞬間。

 

あまりにもボロ負けしたのを見かねてフォローしようとした友達が、

 

「立出の得意な武器って何?」

 

と聞いてきました。(悪意無し)

それを聞いて無事に友情崩壊どころか精神崩壊したわけなんですが、いやー本当に弱かった。

 

普段から、何かを劣るとか優れているとかで人の価値を決めるような奴にはなりたくねーと思っているのに、めっちゃヘコんでしまう。

 

これはよくないと考えて、視点をもう少し広くしてみることに。

 

大きく見ると、ゲームの腕がポンコツなのは事実として、そのポンコツにしょげずにネタにして、エンタメに振る事ができたのは自分の良いポイントなのかな?と考えます。

 

落ち込むと自分のダメな部分ばかりが気になって、他のいいところを見ないようにしてしまいます。

これは転じて、他人に対しても同じような視線を向けてしまう原因になる可能性があるんじゃないかな?と思った時間でした。

 

自分の短所で落ち込んでいる時こそ視野を広げ、個性の場外乱闘に持ち込み、精神衛生をまもろう!!!!

彼女の声(jibaro)-love death and robots

言葉を使わず、音声の演出だけで主人公の青年が聴覚障害であるという事を視聴者に伝えているのがとてもスマート。人魚姫(セイレーン)vs耳の聞こえない青年という漫画っぽいシチュエーション。人魚姫なのに中東とかインドっぽい金装飾バリバリな感じとか、鱗以外のパーツはほぼ人間なところとかが新しいなと思った。


人魚は耳の聞こえない男をおもしれー男と認識して好意を寄せてくるも、男は装飾品にしか眼中にない。結局、最後は人魚の血を飲んだ男が耳が聞こえるようになってハッハーとしているところに人魚が叫んで狂乱死エンド。

人魚は人間が生きて帰るぐらいなら死体になってこの湖に沈んでてほしい的な思考回路なんだろうか…。


リアルなんだけど、どこかイラストタッチを感じるのは、キャラクターデザイン(特に顔)の比率が絶妙なんだと思う。

あともう少し目が大きかったり、鼻が大きかったりするとデフォルメ感が強くなって往年のリアル調×イラスト的なビジュアルになってしまいそうな神バランス。

人間のモーションに関しては、動きが激しいシーンではどうしても3Dアニメ感が出てしまうけど、そのシーンは大体人魚の声にやられて狂っている時なのでイイ感じに違和感を使っているイメージ。


てゆーか人魚の動きだけが異様に自然だから更に際立ってるのかも。

 

馬の上で直立不動で手を伸ばしながら水に沈んでいくカットは、一瞬しか映らないものの強烈に脳裏に残る。


→原題のjibaroは、エクアドル・ペルーのアマゾン流域の先住民の事らしい。
youtubeのメイキング動画を見て、人魚の愛の言葉を人間は聴く事ができないって解説しててなんかそこ汲み取れなかったことを恥じた。


キャラクター紹介

■人魚
じゃらじゃらダンサー。アルベルトミエル度非常に高し。
眉毛が青いのがチャームポイント。白目が濁った池の色をしている。
咆哮は連発で打てるものではなく、回復する為には一回水に入らないといけないのかな?
身体には人間が作ったであろう装飾物をまとっているので、人間は殺すけど割と憧れは持ってそう。
鱗を無理やりはがすと血が出てたので、装飾品以外の金のうろこは体の一部みたい。

装飾品はヨーロッパやらロシアやらアジアやら、いろんな国のデザインを参考にした最強のジュエリーらしい。


■耳の聞こえない騎士
金を見つけてネコババしようとしたり、マントをはぎ取ったり、割とお金で苦労してそう。
もともと耳が聞こえないから、ここまで上り詰めるのも至難の業だったろうな。
でも手話で会話してくれる仲間もいて、オシャレにも気を使ってそうだし人気はありそう。
最初は人魚から逃げてたのに、ラストになって追いかけたのは、最初に拾った金の鱗が人魚のものだってわかったからかな?

色々感想描いたけど、カメラワークとかライティングに関してなんも思ってないな??
次はその二つのフォーカスして感想描いてみよう。

カリスマ性について

現実非現実問わず、

カリスマ性のある人を見るのが好きです。

今回はカリスマ性のある人に対する、

個人的なイメージをまとめてみました。

 

まず最初に⋯カリスマ性のある人ってどんな人?

 

A.人を惹きつける人。

その魅力の前には損得勘定など無意味!

その人の為に何かをする事自体に、

価値が生まれるような人。

 

この"惹かれる"は、自身の理想である能力や性格を持った人に対する"憧れ"の感情とは少し違うと考えています。

"憧れ"はその人のようになりたいという変身願望的な側面が強く、"惹かれる"はその人との関係を持ち、力になりたいという献身的な側面が強いニュアンスです。

 

次に⋯

協力者の集め方

 

カリスマ性のある人

自身で働きかけもするが、他者が自発的に動き、場合によっては物理的なメリットがなくても協力する人が出てくる。

 

普通にデキる人

自分の使える手段を最大限に使って働きかけ、相応のメリットを用意し、協力する人を集める。

 

カリスマ性のある人は自分は何もしなくても、誰かがなぜか助けてくれる⋯というイメージが強いです。

 

というわけで、

自分の中のカリスマ性というのは、

・他者に献身を促すほどの魅力をもっている

というイメージのようです。

 

カリスマ性と似たような性質で、

スター性というものがあります。

 

カリスマ性が特定のグループ/団体単位で発揮されるのに対し、スター性は国/世界単位で発揮されるカリスマ性といったところでしょうか。

 

スター性は、カリスマ性の持つ

「他者に献身を促すほどの魅力」に加え、「その人のファン・フォロワーになる事がアイデンティティの一つになる」という能力(能力いうな)が追加されるイメージです。

 

改めて整理して考えると、

同じ人間のもつ性質だとは思えない、

まさに魔力的なものですね⋯。

 

私とは一生無縁なものですが、

カリスマ性ウォッチャーとして

これからも古今東西のカリスマ性ピープルを

探し考えていこうと思います。

書くことをおもいつけ【PART3】

 

前回に引き続き、下記を教本として文章練習。ひたすらひたすら…。

Amazon.co.jp: 書くことが思いつかない人のための文章教室 (幻冬舎新書) eBook : 近藤勝重: 本



PART6

「子どもの頃、母は病弱だった。」「子どものころ、家は貧乏だった。」

のあとに続く描写をそれぞれ書いてみましょう。

【立出's 回答
「子どもの頃、母は病弱だった。」
弁当持った?と母が僕に訊く。
薬飲んだ?と僕が母に訊く。
これが僕たちの日課だった。

「子どものころ、家は貧乏だった。」
10枚入り800円のゴミ袋が買えず、指定された袋に入れなかったので、何度も大家さんに怒られていた。ゴミ袋10枚で、僕たち家族の3日分の食費だ。

 

説明と描写の違いを理解する事。
読み手が共感するのは、情景が描写された時。詳細な描写の為には観察眼が必要であり、観察は常に細部が重要になってくる。


描写と説明の違い、というのは漫画でよく出てきますね。言葉で説明せず、描写で分からせろ!というやつ。
文章での描写に関して、基本的には全体→部分→細部と段階を踏みますが、一番重要なのは細部の描写のようです。例えば、「青い魚が泳いでいる」よりも、「その魚の尾びれは固く、水を切り裂くように泳いでいた」の方が、動きのイメージがつきやすい。

細かい描写をするほど、読み手の解像度も上がっていく。描写をより具体的にするために、普段から観察を意識する事。

 

ー----

 

本日はここまで。
なんだか内容が小説家向けめいていきましたが、日記に応用していけるんでしょうか?
コツコツやっていきましょう。

書くことをおもいつけ【PART2】

 

前回に引き続き、下記を教本として文章練習。

Amazon.co.jp: 書くことが思いつかない人のための文章教室 (幻冬舎新書) eBook : 近藤勝重: 本

 

 

PART3

つらいと思った事を、短い文章でいいので書いてみましょう。

【立出's回答】

自宅から片道1時間30分かけて、新しく通う予定の病院にでかけた。
慣れない土地に四苦八苦しながら、路線を二回変え、なんとか病院の目の前に到着。
その瞬間に、前の病院で書いてもらった紹介状を持ってくるのを忘れたことに気づく。
駄目もとで受付に確認すると、紹介状がない初診は7000円かかるらしい。謝りつつ断って、一週間後の予約表をもらう。
往復3時間を無駄にしたことよりも、7000円かかると言われたことよりも、予約表に赤いボールペンで追記された【紹介状を忘れずにご持参ください】という一言が、私の情けなさをじぐじぐと突き刺した。

 

”つらい”というのは誰もが心に抱く思いです。
しかし、”つらい”というだけの言葉だと、Aさんの”つらい”も、Bさんの”つらい”も、全て同じものになってしまいます。


この事は昔から感じています。言葉というのは本当に便利ですが、感情を完璧に伝えられるような代物ではありません。過信し過ぎず、言葉を磨いていきたいですね。


形がなく描写し辛い「思い」は、「状況」を描写することで表現することができる。

 

PART4

目の前にあるものを、見たままに描いてみましょう。

【立出's 赤いカーテン 】

5年ぐらい使っているカーテン。
遮光性が弱く、日が昇るたび部屋一面を真っ赤に染めてしまうカーテン。
まるで手のひらを太陽に透かして見た時の血潮のように、隅から中央にかけて赤色が強くなっている。
網目が大きいので、鯛のうろこのようにも見える。鯛のような品の良い赤色ではなく、みかんネットのような安っぽい赤。

 

描写力を鍛えるには、伝えるという目的意識を持つこと。そしてそれよりも大切なのは、思い込みの先入観ではなく、その時の見たままの感じ、印象を大切にすること。

 

どこまでが思い込みの先入観から出る言葉なのか、判断がつきにくいです。
しかし、とりあえず対象を見てすぐに出てくる言葉はできあいのものが多く、ぼーっと見ていると浮かんでくる言葉は今の自分の生の言葉の場合が多いなぁと思いました。

描写するというのは、最終的には自分とそのものとの関係性を確認する作業。

 

 

今回はここまで。
次回も頑張ろう~。

 

本のレイアウト考え中

 

書くことをおもいつけ【PART1】


このブログは自身の思考能力の衰えの防止兼、文章能力の向上を目的として続けています。しかし何も考えずに文章を量産するだけでは、一向に文章力が上がりません。

というわけで、教本を導入して文章の練習をちょこちょこやっていきたいと思います。

 

今読んでいるのはコレ!!

Amazon.co.jp: 書くことが思いつかない人のための文章教室 (幻冬舎新書) eBook : 近藤勝重: 本

 

本を選んだ基準としては、

・レビューよりも試し読みした時の肌感覚を大切に

・作者の考え方が自分の考え方と離れすぎていない

・文章以前に書くことが思いつかないことが多いので、思考をどう拾えばいいか解説している本に

です。最近は自身に合うものを選ぶ力がついてきたので、レビューに頼らず自分の直観力を信じて本を選んでみました。

 

この本は定期的に文章に関する問題が出るので、自分の回答をメモっていきます。

 

PART1

「平和を守る」という言葉を別の言葉に置き換えてください。

 

立出's回答

誰かと、誰かの明日を作る
敵意をなくす
生きる事を奪わない
恐怖に負けない
死体を増やさない
自分と、誰かの大切な人を守る
75年飢餓や殺人を経験せず生きる
誰かの大切なものを壊さない

 

どれも直球過ぎて草なんですが、「死体を増やさない」はもはや掃除屋(闇)の今月のスローガン。

このパートでは「独自の内容+伝わる表現」を大切にしようね、という事でした。

 

PART2

「師走」という言葉にたいして、あなたが「思う事」と「思い出す事」両方を書き出してください。

 

立出's回答
・思うこと
スガシカオ、誕生月、忙しい、イベントいっぱい、寒い、雪、鍋、ガソリン、鹿児島、大晦日、ヒーター、コーヒー
・思い出すこと
バカみたいに楽しかった入院、ポケモンのコロコロスタンプ、ピザまんを毎年買って毎年そんなにおいしくなかったと思う、Coldplayのwhiteshadows madを作りたいと思ってた、親が作るコーヒーのにおい、ガソリンのにおい、不二家のシフォンケーキ、父親のモンストアンインストール

 

このパートでは、「思う事」よりも「思い出す事」の方が作文向きな要素がみつかるよ、ということでした。思い出す事の方が目に見えて個性があるので、すぐに使える考え方ですね。


今日はここまで。
次回も頑張りましょう。
目指せ自分がそこそこ満足できる文章。

 

 かわいいフォルムってなんだ? 


まつ毛を立体で捉えられてきたような⋯